にこつきの美少女ゲー日記

美少女ゲームの感想やグッズ、情報について綴るブログ

あの晴れわたる空より高く 感想

約1年ぶりの更新になってしまいました。色々あって千恋万花まだおわってないですが、今回は「あの晴れわたる空より高く」の感想をかいていきます。

「あの晴れわたる空より高く」の画像検索結果

2014年萌えゲーアワード準大賞作品ですね。その賞をとるのにふさわしい作品だったと思います。とりあえず、初見さんへ向けてどんな話かかるーくかいてから中身に入りますね。

作品内容

・ロケットを作り青春物語

・専門用語の詳細な解説と図説でロケットのことがざっくり分かる

 

唐突にロケット作ろうと言われても「は?」となるわけですが、そういえば子供の頃ペットボトルロケット作ってた奴いたよなーとかいうことを思いだしてもらえればいいんじゃないかと思います。

今回は、ペットボトルロケットのような小さな規模じゃなくて、最終的に宇宙まで届くロケットを作ろうというめちゃくちゃでかい規模のお話になっていきます。もちろん、ロケットなんてそう簡単に打ち上げられるものではないわけで、宇宙へいくということがどれほど大変で、さらいは運にまで左右されるのかということがよくわかります。一発成功などそうそうありえない失敗だらけの日々を乗り越えていく主人公達の姿がどこか眩しい。そんな作品。エッチをして問題解決のヒントを得ることもあるので、エッチシーンが見逃せないという素晴らしい出来。(ノーモアctrlスキップ)

キャラごとの感想

隼 乙矢(主人公)

愛すべきバカ。

さすが主人公、熱いハートは誰にも負けてない!彼がバカなこともあってか、ヒロイン達はわかりやすく丁寧にロケットについて教えてくれます。

暁 有佐

ツンデレ

ツンデレ大好きな私にはお気に入りのヒロインです。

4人の中で嫁にほしいの誰って聞かれたら彼女にしますよ。

素直になれない女の子って、たまらない。。。

有佐√では熱い演説で心にぐっと来るものがありました。

クリアしたのが一年も前であまり中身覚えてなかったとか言えない

伊吹 那津奈

純真無垢な電波系。

4人のヒロインの中で一番苦手でした。いやね、どどーんとかどぴゅーんとか電波な発言が多くてついていくのに精一杯で。

とはいえ、液体ロケットエンジンてすぐげぇ仕組みだな誰だよ考えたやつとはなりましたね。終始爆発しまくりでそわそわさせられました。

けどね、おっぱいはいいものだよ。うん。おっぱいは。

導木 ほのか

確信犯。

主人公のおちょくり方が上手い。やっべぇこんなかわいくておっぱいある後輩だったら手を出しちゃうよぜったいってなる女の子。

彼女の攻略√での主人公との告白をめぐる勘違いっぷりには思わず爆笑してましたw

よそーどおり思い込みの強い兄と父親を巻き込んで見ごたえのあるものを見せてくれました。

黎明 夏帆

冷静沈着な常識人。

ヒロイン他3人が個性強いのでものすごくまともに見えます。いや実際そう。

個人的にちっぱい派ではないのですが、彼女√のシナリオは普通に楽しめました。

結局最後まで父親のことがでてきませんでしたが、どうなってるんでしょうね。考えてはあったけど使わなかった説あるかも?

隼 ゆい

できることなら義妹という設定で攻略√欲しかったキャラ。

どー考えても可愛すぎる。

高ノ酉 星彦・絆兄妹

ライバル的な存在の兄と、とてつもない行動力を持つ妹。

ほのか√にて語られた星彦の過去の両手の怪我からは、彼の根底に触れられた気がしていけ好かないやつからマシなやつに変化しました。完結編ではビャッコに負けた悔しさを全面に表したことですごく好感持てるやつへと変貌していきました。

そして妹の絆ちゃん。最初は兄との橋渡し程度の役だと思っていたんですが完結編でとんでもない行動に出ていてびっくりしました。AXIP警備ザル過ぎないかと何度思ったことやら。子どもが夜間にゴムボートで射場に侵入って…オイオイオイ

大澄 千砂

なんかラスボスっぽい立ち回りさせられてたAXIP職員。

本当は技術生のこと色々構ってあげたいんだろーなーでも自分はAXIPの職員だしそちらとして動かなきゃいけないんだろーなー損な役回り一番受けてんじゃないのーと思ったキャラ。

総評

あれ、なんでこんなにキャラごとの感想長くなったんだろ。まあいいや。

一つの目標に向かって皆で取り組んでいく物語はどんな形であれ見ていてスカッとしますね。

ロケットの打ち上げが常に失敗の可能性と隣合わせなことから、失敗を通じて何かを学び取っていく姿が何度も描かれていました。想定外の自体なんていつでも起こるもので、そこまで頭を回しておくこともまた必要で、けどそれでもだめなこともあって。

私は頭が良くないので、有佐のようにあれこれ失敗時のパターンを考えるところまではできないけど、失敗をしてそこで終わりにはなりたくないなと思いました。

「卵から雛がかえる瞬間を見れること」が嬉しいと理事長が言ったように、果たして自分は卵の殻を破れただろうか、そんな立場に立てるだろうかなんてことも考えました。少なくとも、自分は教育者には向かないなーと感じています。お節介焼くのは好きですが見守るというのはあまり得意ではないので…

14年萌えゲーアワード準大賞ということで大賞作品のあおかなとちらほら比べられるところもありますが、私としてはどちらもやって損はないというかやっておくべき作品だなーと思いました。