にこつきの美少女ゲー日記

美少女ゲームの感想やグッズ、情報について綴るブログ

空に刻んだパラレログラム 体験版の感想と応援

前回の記事、ラズペリーキューブをプレイしている途中に実は別の美少女ゲームの体験版をプレイしていました。それが、今回紹介する「空に刻んだパラレログラム(以下ぱられろ)」です。製品版の感想は下記リンクから順番にお読みください。全部で3つの記事に分かれています。(リンク先の記事の最後に次の記事へのリンクをつけてます)

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製品版感想 ぱられろ記事第2段↓

nikotsuki.hatenablog.com

 

「あおかなのパクリが出るぞ」のツイートに反応したのがきっかけ

この作品を知るきっかけはいつだったか私のTwitterのタイムラインに流れてきた1つのツイートでした。あおかなは「蒼の彼方のフォーリズム」の通称で、2014年萌えゲーアワード大賞を獲得したspriteの大人気作品ですね。私もあおかなが大好きで、このブログに感想記事は上げていませんが、Twitterのアイコンがここ数年ずっとあおかなのヒロイン倉科明日香で固定し続けるほどなのです。

というわけでですね、どんな作品かとりあえず教えてもらおうじゃないかああん!?みたいな印象もって公式サイトを覗いたのです。

テレプシコーラ?第一と第二に部活が別れてる?わけわかんないんだけど?

公式サイトを見て真っ先に思ったのがこれでした。空でやる競技がどんなものなのか、キャラクター相関図を見てもなんかよく分からない。

テレプシコーラってなんか発音というか、発声しにくいなとも感じていまして最初の印象はあまり良くなかったです。

この作品のことを知ったのは公式サイトが開いた直後だったと思うのですが、あおかなにはかなわないでしょみたいなことを思っていて、その後は情報も追わずに放置していました。しかし、頭の片隅ではどこか気になっていて、とりあえず体験版だけでもやってみようかという流れになったのが10月の後半入った時でした。ラズペリーキューブのプレイ途中にも関わらず、なんで体験版を始めたのかは覚えていませんが、やりたいと思った時にやらなきゃ一生やらないみたいな感じだったのかも。

体験版をやって分かった。この作品、面白い!

体験版をやった感想を率直にいいますと、泥臭い!この一言。

ヒロイン達の空に憧れる気持ち、立ちふさがる壁、苦しみ、悲しみ、悔しさ、喜び、全部ひっくるめてこれが青春!と言わんばかりの。コンセプトの通りしっかり楽しませてくれるじゃないかと感激しました。

わけの分からなかったテレプシコーラの中身と部活が第一、第二に分かれている理由も全て体験版で解決してくれました。

体験版は1.4GBと大容量なファイルをDLする都合もあってかプレイ時間がかなり長かったですね。5~6時間では終わらなかった感じです。今までやってきた体験版の中では一番長かったですよ。

けれども、飽きることなく続けていけたのは、感情移入しやすい構成で泣きたい時に泣けて、嬉しい時に素直に喜べるような形になっていたからじゃないかなと感じています。

メインヒロイン4人と主人公だけではなくて、サブキャラの視点からも物語が見えるのはいいですね。20人以上ものキャラを登場させていながら、ほぼ全てにきちんと立ち絵作ってボイスをつけているのもすごいと思います。(制作費大丈夫かなと要らん心配もしていますけど)

あおかなとぱられろは別物でした。比べたくはないなと思いつつも…

あおかなも空を舞台にした架空のスポーツ「フライングサーカス」を中心に物語を展開していきますが、こちらはぱられろと違ってスカッとする印象なんですよね。炭酸ジュースを暑い夏に飲んで気持ちーっ!っていう感じの。試合に勝つために努力も練習も作戦もがんばるけど、泥臭さを感じさせない部分があると思います。

あおかなのフライングサーカスが1VS1の個人戦であるのに対して、ぱられろのテレプシコーラは3VS3のチーム戦なのも大きな違いですね。しかし、テレプシコーラはチーム戦なので、各プレイヤーの位置関係や戦略をテキストから読み解くのは私には少しキツかったです。アントマンやシルトスのように1VS1なら理解が追いつきやすいのですけども。ここは慣れかな?

とはいえ、あおかなで空で行うスポーツに求めるハードルはかなり上がってしまっているので、ぱられろの製品版が発売されてプレイした時に、テレプシコーラをどのようにもりあげ楽しませてくれるか非常に気にしております。

体験版ラストの親善試合だけでは物足りないです。次に何が起きるのかのわくわくと手に汗握る展開を期待しています!チーム戦だからできること、ここに注目しています。

体験版プレイ後のお楽しみ Q&A、発売前人気投票、体験版ダイジェスト実況動画

ウグイスカグラさんではQ&Aが恒例らしいですが、私はぱられろが始めてなので見ていてなかなか楽しめました。

質問にすらなってない質問があったり、各キャラがユーザーの目にはどう映っているのかを見るのにはいいものじゃないかと。

スタッフブログでシナリオのルクルさんがQ&Aの仕様を今回変更したら仕事量増えたというのを見て少し心配になりましたけどね。現在はしばらくお休みという形に…発売後でいいので復活する時を待ってます!

次に発売前人気投票がありますが、1日1票とかの制限無しってのが面白い点だと思いました。

誰かが言ってたけどやりたい放題ですね。私もやりたい放題です。一人のキャラだけに毎日投票してます…だって大好きなんだもん!

 後は体験版ダイジェスト実況動画ですね。声優さんをゲストに迎えて体験版をダイジェストでプレイする様子を動画で見れますが、第1回を見た感想としてはちょっと長いかなと。1時間18分は最初見た時にえ?ってなりましたので。

それでも、美少女ゲームの声優さんのキャラに込めた思いや第一印象とか聞ける機会って少ないと思っているのでこういう企画をしてくれたウグイスカグラさんには感謝です。特に男性声優さんは貴重かなーって。

登場キャラクターの印象(メインヒロイン+歩、紅→第二→第一→放送部の順)

推しキャラについてだけ書こうと思ったんですがやっぱり全員書くことにしました。

メインヒロインについては自分で決めた攻略順を書いてますが、ルートロックなんかがあると変更になりそうなので、この人の攻略順こんなのかーぐらいでスルーしてくれたらいいです。

彼杵柚

ぱられろの中で一番好きなキャラ。あおかなでの倉科明日香と似たような部分が多々あり、姿を重ねてしまうことも多いためか柚株は下がることがなかったです。もちろん見た目も好み。転校手続き初日の出来事で心が折れなかったことには正直驚きました。憧れた空のために、一心不乱に誰よりも泥臭く努力する柚の姿は何よりも眩しい。その姿に惚れますね。声もいいですね。聞いていて励みになります。攻略は最後に回すので、柚がテレプシコーラにおいてどんな位置まで上りつめるか楽しみにしています。ダンス・マカブルに行っちゃうルートになる予感。

有佐里亜

他の人に比べてオラクルの量が少ないというハンデを背負いつつも、空に居続け日々努力を怠らない彼女も柚に負けず劣らずのメンタルの強さの持ち主じゃないかと思う。個別ルートがどうなるのか予測できないヒロイン。歩との恋に進むには、過去に決着つける必要あるかな?攻略順は2番目。

宝生玻璃

妹レベル高すぎる。あのかわいい容姿に大きなおっぱいは反則。それでいてお兄ちゃんLOVEだもんなあ。ウグイスカグラさんの過去2作品の妹キャラがなかなかインパクト強いらしいので、玻璃がどのような印象を残すかに期待してます。兄の歩を競技不能に追い込んだのは境遼二だと思い恨みを抱いてるような描写があったので、彼との対決が実現するのか楽しみ。仇討ちは失敗しそうな予感。攻略順は3番目。

藍住ほたる

面倒見のいいロリ先輩と言ったら怒られるのかな?Q&Aでは彼女にSっ気な要素を求める質問がちらほらあって笑わされた。それはともかく、彼女が自身の才能について常に悩み投げやりになっている部分を、主人公がどう導いていくのかすごく気になっている。天才とか才能についての話は好きなので、攻略順は1番目。個別ルートのラストは笑顔で空を飛んでいるほたるが見られると思ってます。

宝生歩

小学生から中等部にかけては非凡な才能を発揮するも、中等部での試合中に突然オラクル回路が焼き切れ選手生命を絶たれただけでなく、初恋(というか両想いで恋人同然?)の相手だった紅まで同時に亡くして精神が崩壊しないほうがおかしい。こうした経験をしながらも空に戻ってくるあたり、この作品はメンタル強いキャラ多いなと…誰かのためにがんばる優しく頼もしいキャラだと思いました。ヒロイン達をどう導くのか楽しみ。

紡木紅

過去の回想においてのみ登場になるものの、歩、里亜、玻璃に与えた影響の大きさもあってか存在感がありますね。彼女が出る度に何度も泣かされました。歩たちが紅との過去にどう折り合いをつけて前を進んでいくのかに注目してます。

桜坂空

Q&Aでの質問が面白くて笑いが止まらなかったキャラ。破天荒な性格してるけど器量はそれなりにありそうだし実際はすごくいい人なんじゃないですかね。どこまで実力を伸ばしてくるか楽しみな部員の一人ですね。個人的には上司にしたいタイプ。

黒根真木

桜坂との大人の関係を疑われている男。歩の悪友。これぐらいしか印象がないので、製品版では彼の印象が残る出来事が欲しいです。

羽薪葵

見た目は好きなタイプ。かわいい。柚と早くから打ち解けるくらいだしいい子なのは間違いない!活躍の場と攻略ルートがあってもいいなと思うのは個人的な思いでしかないのかなあ。

遊佐硝子

柚へのあたりが強いけど、嫉妬や妬みなどあたる理由の推測がすぐにできたのであまり嫌いにはなれなかったですね。打ち解けると素直に応対してくれそうで、環境や周囲の人間の変化によってはひとりのかわいい女の子になりそうな印象でした。

姉崎航太

美少女ゲーやってるとたまにいるよなーこういう暴走キャラっていう印象。ひたすら騒いで場を盛り上げる役目かなー

矢継才加

その包容力と容姿に思わず見とれてしまうタイプ。硝子のなだめ役。協調性が高いからこそ硝子や航太とチーム組んでいられると思う。でなきゃこのチームは即崩壊かなーって。大人の事情が解決されて個別ルートくると嬉しいですね!

赤坂水樹

お気楽で頼もしい部長だなーと思っていたら、実は重い経験の持ち主。回想シーンでの悔しさとやりきれなさは見ていて辛い。しかしそれが現実でもあって、そういった過去がいつの日か報われるといいなと思ったキャラでした。第二テレプシコーラ部が置かれている状況もきちんと理解して立ち振る舞うのはさすがだけど、腐って終わりにならないでほしいなと。

栗原音々

思ったことは赤坂とほとんど同じです。美人なお姉さんなので彼女も攻略対象にですね…製品版ではどのように登場して彼女が何を得るのかも見られたらいいなと思っています。

天童悠未

登場シーンが少ないのと新入生ということもあって、彼女がどんな人なのかわからないです。製品版に期待です。音々のことが好きなようですし、どこかで一緒に登場するんだろうなーと。

境遼二

立ち振舞いは最悪だけど、実力は本物、そして勝利への欲が誰よりも強い。獣のようにただ暴れるだけかと思ったら大間違いでちゃんと頭を使って戦略立ててるし相手の実力も見抜いているので格が違うなと。気になるのは、中等部での歩たちとの試合で歩に対して行ったラフプレーにも等しいような行為があったこと。玻璃のルートで回収するのかは知らないけど、Q&Aでもストイックなまでの勝利を求めていることから彼なりの考えがあるようですね。彼みたいなキャラは好きです。悪じゃないですし。

常盤木連

面倒見のいい副部長、遼二の代わりに部長の役職をこなすようなことも多いようですが実力は認められているようですね。完璧超人かと思いきやそんなことは全くない何かをやらかす人でもある。気になっているのは昔からチームを組んでいたほたるを追放したこと。そこはまあ、蓮がほたるの悩みにある程度気づいていて気を利かせたようにも感じる部分があるのですけどどうなのでしょうね。

イーリス・マリア・プレスコット

体験版での登場シーンは合宿の持久走で倒れた時ぐらいしかなかったような…公式サイトだと歩に憧れていて引っ込み思案な性格を治すために来たとあるけど、どこでどう絡ませてくるのかな?という期待と不安。容姿が保護欲を掻き立てる…

水々原夜月

境遼二へのリベンジを果たすために留学から戻ってきた刺客。華麗な立ち振舞いとは正反対に、テレプシコーラでの戦闘スタイルは荒々しく力強いというなんだか遼二と対極な感じのするキャラだと感じました。実力を見極める目もお持ちのようで、遼二と激突するところを早く見てみたいと思いますね。チームメイトにほたるを誘った真意も気になります。

遺愛妖花

ポケモンで言うところのクチートみたいな女の子。侮ったら痛い目見るタイプ。容赦なくいく子だなってのもすぐに分かったんですが、彼女を手なづけたという藤林木峰のほうが気になって仕方がないのです。が、それはともかくとして、体験版では出番が多く第一テレプシコーラ部の実力というものをこれでもかと見せつけてくれたと思います。名前が独特でキャラの立ち絵といい台詞といいボイスといい全てがマッチしていると感じるキャラでした。

藤林木峰

なんで立ち絵ないの!?そして妖花を手なづけたその方法の説明をですね…

日比菜小絵

Q&Aでの活躍が目立つなんて言ったら怒られるかな?とはいえそっち方面が本業ではないかと思ったり。しかし、行動力は本物。歩の過去をいつの間にか調査してるし。テレプシコーラの実況が増えると思うけど、彼女と普通に触れ合う場面をちょこちょこ挟んであると嬉しいなと。かわいい女の子は基本的に大歓迎。

 

以上、体験版に登場した主要と思われるキャラについて思ったことを書いてみました。

一言なつもりがあれこれ書いちゃいました。

はじめにも書きましたが柚がお気に入りです。柚のことをとにかく応援しています!

人気投票の結果が楽しみです!

おわりに

今回もなんだかんだ書き連ねていて、気がつけばいつもと変わらない文量に…なりましたが、この記事を読んでぱられろに興味もってくれた人がいたらいいなあと思って書き始めました。それなので体験版の感想のところではあまり中身に触れずにいた感じです。

ぱられろを知ったきっかけはあんな形でしたが、気がつけば大好きになっていました。あおかなと同じように爆発的にヒットしたらいいなと思いつつ、発売日を待ちたいと思います。それでは、最後までお読みくださりありがとうございました。