にこつきの美少女ゲー日記

美少女ゲームの感想やグッズ、情報について綴るブログ

星織りユメミライ 感想

購入からはや2年が経とうとしている中、ようやくプレイしおえることができました。この2年の間どれだけ他の作品に浮気していたかはさておき、この作品の特徴をおさらいしつつ、感想を綴っていきたいと思います。

 

 特徴

・学生時代とアフター√の2部構成

・圧倒的なボリュームのシナリオ(学生、アフター共に)

・主人公の名前が変更可能

・攻略可能なヒロインが6人と多い

ざっとあげるとこんな所でしょうか。とにもかくにもボリュームが多いのが特徴で、攻略にはそれなりの時間を要します。けれども、一つ一つ丁寧に作られているので飽きることなくプレイすることが可能です。

学生時代は我々で言うところの学校祭(?)にあたる七夕祭りを通してヒロインとの恋を始め、アフターでは主人公の夢であった建築士として働く中でのヒロインとの日々の物語が語られます。

主人公の名前が変更可能なためか、ヒロインからの呼ばれ方が名前ではなく二人称になってしまうのがちょっとさみしいですが、さほど気にならないでしょう。

それでは、各ヒロインごとの感想に移ります。まあ、攻略したのが一年前とかいうのもあったりして感想の内容が偏るかと思いますがご容赦くださいませ。攻略巡に、真里花→律佳→美砂→透子→夏希→そら、です。

真里花るーと

幼馴染な点よりも、製品版パッケージ裏にあるウエディングドレス姿に惹かれて真っ先に攻略しました。学生時代よりもアフターの方が印象が強くて、結婚式での両親への手紙で浩二お父さん同様ボロ泣きしました。だめですね、、、こうして記事書いてるだけでも思い出してしまって涙が溢れそうになります。

物語はこれで終わらずに子どもができるところまで進んでいて、王道展開だなあとも感じながら終盤を見ていました。

律佳るーと

ツンデレタイプかと思いきや、まさかのデレデレタイプで学生時代のあまりのイチャつきぶりに身悶えしまくっていました。プレイ当時ツイッターに眩しすぎて見るのが辛い!と何度も投稿したものです…

そんな一方で、有名ピアニストの妹との違いや自分自身に悩みを抱えており、主人公とともにそれらを乗り越え律佳自身の進むべき道を見つけていく暖かいお話でした。ラストに双子が生まれ暖かい家庭を築いているのも印象的。主人公がおったかなりのローンも気になる所。

美砂るーと

こんな美人で博識天真爛漫なお嬢様いたらいいなあ…

個人的には6人の中で一番印象の薄かったルート。もう少しパンチがあってもよかったのかなって。

マリンピアの復活と水族館でのプロポーズが最初から分かっていただけに、展開に緩急が少なく感じていました。アフターよりも学生時代の話のほうが好きなるーとかも。

透子るーと

我妻と結託して主人公に内緒で裏で動いていたり、旅行代理店を突然やめてインテリアコーディネーター目指したりと、なかなか行動の読めないヒロインでした。

学生時代は付き合うようになるまでが長かったような気がするけど合ってるかな?

引越し族で独りになりがちな彼女が心を開くまでの学生時代と、彼女が自分の道を見つけて主人公と共に人生を歩んでいくアフターとにわけられるようでした。

夏希るーと

自由奔放だなーこの子、けど自身の恋愛に関してはものすごく疎いというか初というか。けどそれも、他人のことを優先して自分のことを後回しにした結果なのかも。

卒アル委員として、一人のカメラマンとして活動する彼女の躍動感あふれる姿には見ている側を元気づけるものがありますね。

このルートの最も感動するところはやはりアフターのラストでしょう。かつてのクラスメイト達によるサプライズ結婚式とキスシーンの作画。作画がとにかく綺麗!

そらるーと

私の好み的に、ロリキャラや背が低く胸が小さいキャラの攻略は後回しにしがちなのですが、今回は最後に回して大正解とも言える内容でした。

特に、アフターの入り方が斬新で、他ルートと違い主人公が独立して事務所を始めることにびっくりしてしまいました。もちろん、そうなった以上大変な道が待っているのは目に見えていたのでいつもヒヤヒヤしながら見ていたのですが、ここぞという時にそらがしっかり主人公を支え導いていて大きな失敗もなくこれたのだろうなと。韮沢のマイホームデザイン受注が来た時は地雷にならないかな?と思ったのですが蓋を開けてみると意外とすんなりいっていて驚いていました。

それにしても、そらちゃん優秀すぎませんかね…頭はいいわ学芸員の資格在学中にとってるわ料理上手いわ恋人の性格把握してるわ…ほんと有能。

そんなそらの印象に残ったシーンは、アフターで主人公が倒れた時に言っていた、あのたのめなら仕事もやめてずっと傍にいるから…結婚してくださいって所でした。細かい部分までセリフ覚えてないのであったなあそんな所ぐらいに思ってほしいのですけど、主人公のことをどれだけ好きなのかが強く伝わってくるシーンでした。こんなこと言ってくれる女の子に出会えるなんて奇跡に近いですね。

全体を通して

購入から長い月日を経てようやくクリアした作品となってしまいましたが、とてもやりがいのある作品だったと思います。ヒロイン一人一人を深く掘り下げ、かつ6人という数を一つの作品にまとめあげるだなんてそうそうできることじゃないと思います。

こんな綺麗で優しい作品に出会えたことを嬉しく思います。

それでは、最後までお読み下さりありがとうございました。