にこつきの美少女ゲー日記

美少女ゲームの感想やグッズ、情報について綴るブログ

絆きらめく恋いろは-椿恋歌- 感想

前回記事から2ヶ月も経ってしまいました。いやーまさか艦これ夏イベが1ヶ月も続くなんて思ってなかったんですよ(-_-;)

ランカーもやってますのでなかなか美少女ゲーの時間が取れなくて、10月に入りようやく時間が取れました。今回はCRYSTALiAの第二作目、絆きらめく恋いろは-椿恋歌-の感想となります。

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椿お姉ちゃんとのラブラブ物語ですね!

前作のFDという形とも取れますね。刀輝と椿が恋人同士という設定でスタートします。

前作の感想も書いていますのでリンクを貼っておきます。

nikotsuki.hatenablog.com

今回はルート分岐もなく一本道で、エッチシーンも椿とのものが中心。ですが、おまけモードで他のヒロインやサブ扱いだったキャラとのエッチシーンが追加されるなど豪華な仕様になっていたと思います。

 今作の感想は普段と少し違う形で書いてみます。読みづらかったらごめんなさいね。

 

椿恋歌のテーマ

今作では椿が中心となるわけですが、新キャラとしてオリガミメーカーKAMINAGIのテスト剣士「カグヤ」が追加されます。また、タッグ戦が追加されカグヤの相方になんと萌生菜がつくわけです。

メインのストーリーを完走して思ったことですが、椿、カグヤ、萌生菜それぞれに共通した部分があると感じたのです。それこそが本作品のテーマであり芯であると。

端的に言ってしまえば、

「どうして私のことを見てくれないの!もっと私を見て!」

という誰にでもある承認欲求的なものじゃないかなと思うんです。

最初はどういう話になるのかさっぱり分からなかったんですが、

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1年生のころはよく刀輝とつるんでいた萌生菜でしたが…

後々振り返ってみるとこの段階で萌生菜が刀輝に対してイラつきを見せてるんですよね。今までなら何かしら反応が返ってきていたのに、2年になって桜夜とシアの転入としおんの入学に伴う刀輝をとりまく女性関係の変化が起き、刀輝に恋人が出来たことで萌生菜のほうを刀輝があまり見なくなっているんですね。

これは萌生菜にとっては心の底ではショックなことだったと捉えられるでしょうか。

タッグ戦の相手も見つからず途方にくれた所をカグヤにつけこまれて利用されてしまったというのが今回の萌生菜だったなと。

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いきなり最終形態ですみません(=o=;)

続いて新キャラのカグヤです。彼女の正体は、朱雀院家が過去に氏神として存在していた白狐の血を練り込んで作刀した朱雀院家最強の刀「紅朱雀」が実体化したもの。

紅朱雀は最強の刀でしたが、強すぎる妖気が使い手を取り込み狂気させるという性質を併せ持っていたため、朱雀院の人間から恐れられ封印されてしまった。

しかし、紅朱雀は望まれて作られて来たのに突然捨てられてしまったことに対して深い悲しみを持っていたようですね。その悲しみが憎しみとなり、朱雀院を滅ぼすために徐々に力を貯めて実体化し、カグヤとなって行動に出るわけですね。

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紅朱雀がベースな刀ですが…

カグヤが萌生菜に対して渡した刀「朱滅(あやめ)」ですが、これ、雀院をぼすの略に見えたのは私だけでしょうか?

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またひとつ壁を乗り越えた椿だなと

最後に椿です。彼女は朱雀院家に生まれて、朱雀院家に認められる人間になるように日々努力を積み重ねてきたわけですね。しかし、前作で葵との戦いには勝ったものの自らのオリガミは砕け散ってしまい、本家からも断絶されるような言葉を浴びせられました。刀輝の告白を受け、新たに蘇ったオリガミ「ヒノトリ」で殻を一つ破ったように見えたのですが、心の奥底では本家との問題や、刀輝に自分だけを見て欲しい、他の女の子なんて見てほしくないという欲求が強まる一方で、カグヤは彼女こそが自分と同じ想いを共有でき朱雀院を滅ぼすのに向いているということで接触を図っていくわけですね。一時は完全にカグヤに取り込まれかけましたが、刀輝にどんな椿も好きだと言われ、自分を認めることができたことでカグヤとの決着に終止符をつけられたのだと思います。

このように、萌生菜、カグヤ、椿に共通した部分がこの作品のテーマとなり展開されていったのではないかと考えています。

登場人物ごとに一言ずつ

三条刀輝

本作品の主人公ですね。刀鍛冶ということで試合には基本でませんが、前作をプレイした方ならお分かりの通り、普通に戦っても強いです。今作では椿とのイチャラブ満載で決める所はびっしり決めてくれたと思います。

朱雀院椿

本作品メインヒロイン。ケモ耳姿がかわいかったですね!水着もなかなかGOOD!

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裏炎姫

今作椿の最大の魅せ場だったと思います。裏炎姫かっこよすぎる!!

カグヤ

CVの飴川さんの演技力がとにかくすごかった!かわいらしい表現やエッチシーンは抜群にうまいなーと以前から感じていましたが、カグヤと椿の戦いでの演技力はただひたすらにびっくりしました。飴川さんさいこー(>ω<)

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カグヤはこっちの姿のほうが好き

おまけのエッチシーンよかったですね!小悪魔的な女の子も好きですよ~

銀杏田萌生菜

カグヤに操られて少し可愛そうな部分もあったように感じましたが、葵との戦闘で自分に足りていないものを見つけることができてよかったと思います。

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ここは心が痛かった

本心では刀輝のことを好きだったんじゃないかな?と思ってますね。本人に自覚がないだけで。

神和泉桜夜

刀輝との過去は前作で全て語り尽くしていますので、今回は大きな出番はなかったですが、しおんとのタッグはいい相性だったかなと。都子の死線を超えて戦う姿を見て彼女は何を思いどう成長していくか楽しみなところです。

藍原しおん

おっぱい。この一言で終わりたい。。。けど、萌生菜に拒絶されるようなことを言われてもめげずに戦い抜き、萌生菜が正気に戻ったら普段どおりに接して上げられるしおんの優しさがとても眩しかったです。

フリージアゴッドスピード

刀輝と同じく刀鍛冶ですが、戦闘力は皆無。そのため裏方に回ることが多かったですね。とはいえ、葵が本作で最初使っていたオリガミはシアが作成したもの。刀輝は葵との約束通り葵のためのオリガミを作るわけで、そのためにシアが渡した膨大なデータが刀輝が葵に贈るオリガミ「タケミカヅチ」につながるので、わりと重要な役目を担っていたと思います。

朱雀院都子

前作では桜夜ルートのラスボスとして君臨した最強の剣士。今回は味方についてくれるだけあって心強いです。また、刀輝とデートなんてしたりしてちょっぴり女の一面まで出してくるという笑 前作の印象強いから逆に怖かった。

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強さは規格外も良いところに設定しすぎじゃない?

ラストバトルで驚愕の事実が判明しますね。精神感応係数が高すぎてたいていの霊刀が一撃でぶち壊れると。。。だから刀ごとに自分の力を調節して戦ってるって。。。やっぱり危険ですよこの人。敵にしたくない。

千石葵

前作を通して椿とは良きライバル関係になりましたね。個人的には最も泥臭く努力して這い上がっていく人という印象です。相手のこともきちんと見ていて、猛獣のようにパワーだけでねじ伏せるかと思えばそうではないタイプでもあってちゃんと先も見れる剣士ですね。

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かっくいぃぃ~

タケミカヅチを振るう葵の戦闘シーンは熱かったです!

東雲ひばり

退魔師ということを隠して叢雲学園に入ってる女の子ですね。今作での出番は少なめかなーと。でも、肝心な所で必要になるしなーとも。ちょっと扱いに困るキャラなのかも。前作だと大活躍だったんですけどねー

佐々木巫琴

前作同様、この物語を進める上で必要不可欠な化妖。この人なしじゃ何も始まらないって感じです。

綾瀬

三条家の守り神らしいが供物としてこんそめのポテチを要求する変な神様。前作ではラストで大化けしましたね。今回出てこないなーと思ってたら、、、

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最後の最後で復活。しかもカグヤまで復活。でも、声が聞けてよかった!

最後に

言いたいことは最初に全て言ったのであとがきコーナーみたいなものです。

今作は前作同様に非常に満足のいく出来になっていたと思います。CRYSTALiAは個人的にお気に入りブランドの一つなので、3rdプロジェクトの「白刃きらめく恋しらべ」も是非プレイしたいと思います!待ち遠しいですね!

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結婚おめでとう

ストーリーを終え、エッチシーンも全て見終えた後に追加されるBridalで刀輝と椿のその後が描かれますね。結婚式だけで終わらずそのままエッチシーンにも突入で、すごく楽しかった!2人の呼び方も変わり、幸せになってほしいなと思いつつプレイを終えました。

次は「空に刻んだパラレログラム」をプレイしようかと考えています。一年前に体験版の感想記事書いて宣伝しまくったのに体験版の中身までしかプレイしてないんですねこれが。積みゲーなくしたいです。

それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。